2024.11.15 福山市老人クラブ連合会芸能祭で躍動
11月15日ふくやま芸術文化ホール リーデンローズで開かれた第48回福山市老人クラブ連合会芸能祭において、備後絣音頭をつなぐ会のつなぎびとがオープニングを飾って輪踊りと竹踊りを披露した。
今回の出演は市老連の事務局より是非オープニングを飾って観客を引き付けてほしいとの依頼を受けてのもので、つなぎびと14名が絣の着物に身を包んでのステージは特別な舞台となった。緊張感もありながら後半は笑顔も戻り観客を魅了。大きな拍手を受けていた。
続いて市老連の古谷輝昭会長が挨拶に立たれ、「備後絣音頭、これこそ地域の文化を継承する活動。まさに郷土芸能ですね。この芸能祭は日頃の努力の成果を発表する場であり、目標を持った生きがいと健康である事の素晴らしさを共感する場です。人と人とのつながりが高齢期の心身に大きな影響を与えます。誰もが生き生きと暮らせる地域共生社会の実現の一助になればうれしいです。」と締めくくられた。
今回は各学区から18団体がコーラス・舞踊・フラダンス・ハーモニカ・創作ダンス・フォークダンスなどが発表され、観客席がほぼ埋まる250名の来場者は各グループの熱演に大きな拍手を送っていた。
つなぎびとの甲斐みどりさんは、「他学区の発表には感激しました。私たちの踊りもそろっておりうまくできたと思いました。」河本増美さんは「プログラムをもらい、オープニング?エッ‼と驚きました。司会の方のコメントを聞き、“絣音頭”をこれからもっともっとたくさんの方々に知っていただき踊っていただき楽しんでいただけるよう、広めていく役割がつなぎびとにはあるんだなあと強く感じました。」と話していた。
プログラムは進み各グループの発表は元気いっぱいの高齢者を印象付けるものでしたが、弱い立場の人たちを支え合う姿勢が感じられる会でした。